昨夜は対巨人戦をケーブルTVで観戦。
結論から言いますと今シーズン一番波乱なゲームでした。
序盤から色々あって二転三転するゲームでしたが、全ては9回の攻防に集約された気がします。
横浜2点リードで迎えた9回表、巨人の攻撃。
マウンドにはハマの新ストッパー山口が登板。
ようやく定まりつつある横浜今年の勝ちパターンです。
先頭バッターを鋭い変化球で三振に斬る。
いやいや、頼もしいピッチャーになったなぁと久しぶりに見る山口を見て思ったところ、続く坂本、松本に連続フォアボール。
坂本に対してのストライクゾーンぎりぎりの際どいコースがことごとくボール判定された不運から精神的にひっかかるものがあったのかもしれません。
続く3番・小笠原を外野フライに抑えて迎えるバッターはラミちゃん。
2アウト、ランナー2塁3塁の場面。
1打同点、1発逆転の危機。
果敢に山口の内角を攻める渾身の球をラミちゃんが詰まらせフラフラと1・2塁間後方へ。
よし!よく抑えた山口!
と、次の瞬間セカンド北川がまさかの落球。
ちなみに北川はシーレックスからこの日上がってきたばかり。
そして今シーズン初スタメン。
ランナー2人返ってまさかの同点。
(ラミちゃんはセカンドでタッチアウト)
一気に巨人ムード。
9回裏横浜の攻撃。
巨人の抑えのマウンドには豊田。
迎えるバッターは山口。
え?山口?延長を見据えての苦しい大矢采配。
まず1アウトは仕方ない。
と思ったら、快音飛ばしてヒットを放つ山口。ナイス!
続く石川が贈りバントを決めて1アウト、ランナー2塁。
打席には先程痛恨のエラーをやってもうた北川。
2年振りの1軍スタメンの男が魅せます。
当たりは弱かったものの三遊間を抜けるしぶと〜いヒット。
1アウト、ランナー1塁・3塁とします。
続く3番・内川が敬遠されて、1アウト満塁で4番・村田。
誇り高き男・村田が目の前のバッター敬遠で勝負されたとあってはいやが上にも集中力はMAXだったでしょう。
TVを見ながら自分も熱くなりました。
最高の場面。
が、内角にぐっと来た球が村田のユニフォームをかすり、まさか、まさかの押し出しデッドボール!
緊張の糸がぶっつりと切れるあっけない幕切れでした。
ヒーローインタビューも「誰がヒーローなんだ?」としばらく始まらず、ようやく村田と山口の2人がお立ち台に。
両者とも苦笑い。
まず村田が「なんで打たれたクローザーが先頭バッターでヒットを打ってお立ち台なのか意味がわからない」と厳しい一言。
また「おいしい場面でまさか内川が敬遠でオレで勝負はないだろうと思ったら内川が歩かされたのでびっくりした」とも言ってました。
山口の第一声も「すいませんでした」も笑えました。
ランナーとして3塁上にいた山口はサヨナラとは気付いていなかったそうで、次の回も投げる気だったとヒーローインタビューで言ってました。
それくらいいっぱいいっぱいだったんでしょう。
村田も「1度くらいこういうゲームがあってもいいんじゃなかなぁ」と振り返ったようにホントに色々あったゲームでした。
(これで負けてたらこんな風には振り返れなかったでしょうけど)
今日の試合も勝ってなんとかこの3連戦勝ち越したいところ。
一昨日さっぱりだったジョンソンも昨日はすごく良かったので今日のゲーム期待したいです。
パワーはもちろん、選球眼は良いし、もの凄いオープンスタンスで雰囲気(迫力)あるし、良い助っ人だと思うんです。
もっともっと打ってくれる気がします。
内川、村田、吉村と右打者ばかりの主軸に左のジョンソンが加われば、とファンは願っています。
posted by tunnel at 10:00|
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